レースから1日経って、大腿四頭筋が若干の筋肉痛。
他に特に痛みなし。
フルと比べてスピードを出して走るから、蹴って走ることでふくらはぎの筋肉痛を心配していたけど、全くの無痛。どういうこっちゃ?
ものすごくキツくて、ものすごく楽しかった21kmでした。
3月14日を振り返ってみようと思います。
朝は5時起き。
ササッと準備してると、ヤバいことに気がつく。
ホームベーカリーの予約ができてない。
前日夜に材料を入れただけで、予約セットするの忘れてたことに気が付く。これはまずいぞ。
すぐに取説を探して、早焼き的なページを開く。
よし、何とか妻と息子が起きる時間には早焼きで間に合いそうだと、一安心。
僕は前に作って冷凍してあった食パンをチンして食べた。
7時前の電車に乗ってスタート会場のバンテリンドームを目指す。
7時に起きた妻から
妻「パンが何か変だよ。いつもみたいに膨らんでないし、固い感じ。」
とメールが来る。
ヤベェ。失敗をリカバー出来てなかった。
えーい、ココは知らないふりだ。
僕「ごめん、何でだろ?」
妻「ドライイーストが悪いのかもね。残り少ないから捨てちゃって、次から新しいのに変えた方がいいんじゃない?」
僕「そうか、ドライイーストが良くなかったのかも。ごめん。次回から未開封のドライイースト使うね。」
、、よしっ乗り切った!
そうこうしてるうちに、7時50分ころにバンテリンドーム到着。
おおーう、予報通り風が強いねぇ。
ランナー受付で、ケータイの健康チェックシートを見せる。
「○」が出てるから、入ってよし。
で、ボランティアさんに白い紙を差し出されて、コレを手首につけて下さいと言われる。
つけてもらえるものかと思って右腕を出したら、あ、ご自分でつけてください、とのこと。
いや、ごめんなさい。恥ずかしい。
感染対策でボランティアさんはランナーに触れないのね。
ウィメンズのランナーはその頃にブロック整列開始してたみたい。
整列を横目にドームの中で準備。
8時だけど、荷物預けの締め切りが9時。
スタートブロック整列開始が9時40分。
まだまだ長ーい。
ゆーっくり準備して、8時40分頃に荷物預け完了。
ドーム内に戻ってオーロラビジョンでウィメンズのテレビ中継を見る。
大黒摩季さんが国歌歌ってる。大黒摩季さん25年前から全然変わらんなぁ。
9時10分にウィメンズスタート。
さてー、いよいよだなーと外に出てスタートブロックが開くのを待つ。
9時40分に解放されたら、我先にと皆さん走って前を取りに行く。
危ないけど、このシステムだと仕方ないかな。
早歩きでついていくと前から15番目くらいを確保。
いい位置だ。
短パンノースリーブで走るからスタート前の防寒として100均のカッパを装備。
風は強いものの日差しがあって寒くない。
スタート直前に脱いで、ゴミ箱見つけて捨てよう。
スタートブロックでは柱の上の方に「名古屋ウィメンズマラソン」と書いてあるのが見える。
それを業者さんが上から「名古屋シティマラソン」に張り替えてる。おおー、職人技。
卒業式から入学式に替える的な早替え。
ウィメンズのスタートを見たからか、他人事に感じてしまい今から自分が走ることを忘れてしまいそうになる。いかんいかん。
スタートブロックからスタートゲートに移動。
ヤバい。
カッパを捨てるタイミングを逃す。
仕方ない、給水所のゴミ箱に捨てよう。
スターターは河村名古屋市長。
風がビュービュー吹いてる中、「風が止まっとるで良かったがや」と呟いてる。不思議。
彼のオンユアマークの発声も名古屋弁に聞こえた気がした。
スタート。
スタートロスは9秒。
5秒くらいと思ってた。
前の方に並べたから、混雑してるものの周りのスピードは速くて、ストレスゼロ。
すぐにバラけて走りやすくなる。
100mくらい走ったあたりでマスクをしたまま走ってることに気がつく。
バカやろー。ポケットにササッとしまう。
ただ右手には丸めたカッパがある。
持ちながら走るのは良くないなーと思って、短パンの腰あたりにブッ刺す。
後ろから見たらキツネの尻尾みたいに見えただろうな。
1km通過は3分40秒。
今日の課題はキロ3分47秒で行けるとこまで。
速く入りすぎたけど、テンション上がってしまって全くしんどくない。まぼろしー。
同様に2kmは3分33秒。
1000mインターバルやないかーい。
片道3車線の広い道路の中央に寄る。
何故なら先にスタートしてるウィメンズのランナーとスライドする為。
スライドが始まったあたりにはもう既に速いランナーが違う道に曲がってしまってる。
サブスリーランナーはもう行っちゃってるはず。
路上に障害物がないことを信じて、視線は常に右で。
ハーフのランナーはみんな歩道側に寄ってるからきっと僕は目立つはず。
あれ、あのランナー僕に手を振ってる?
手を振り返して、勘違いだったら恥ずかしいなと咄嗟に思ってしまい、振り返さず。
おそらくたまおさんだったと思われる。残念。
次回はあいさつさせてください!
するとすれ違った瞬間に「大吉さん?」と声かけていただく。
お顔は存じ上げないがあっつんさんと確信して身体を捻って両手で手を振る。
嬉しいぃー。コレコレ、都市型マラソンの醍醐味ー。
気付いていただき感謝です!
そのあとはローラさんとすれ違う。
ローラさんとは何度もお会いしてるので、間違いなくローラさんと分かったけど、何故か声が出せず、無声で手を振る。
毎回ありがとうございます!
テンション爆上げで全くペースも気にせず走った結果、3〜6kmは3分30秒、3分39秒、3分42秒、3分38秒。
明らかなオーバーペース。
下り基調だし、追い風だし、テンション高いし仕方ないじゃない。
ハーフは突っ込んで行かなきゃと自分に言い訳した。
6km手前の給水のゴミ箱にやっとカッパを捨てられた。
ウエストキツかったからスッキリー。
それ以降もランナーを探して走るも見つけられず。
9km手前で右折。
7〜9kmまでは3分41秒、3分39秒、3分44秒。
ここまでは余裕。
来たっ、向かい風。
ここから息切れを一気に自覚する。
折り返して一旦向かい風を回避。
10km通過。1kmのラップは3分48秒でここで3分47秒を超えてしまう。
10kmの通過タイムはグロスで36分46秒。
はい、自己ベストです。
それ以降は終始向かい風との戦い。
前半に恩恵を受けていたから仕方ないよね。
更にオーバーペースがたたって、一気に失速。
17kmあたりまで北上するのかツラくてツラくて。
11〜17kmまでのラップが、3分50秒、4分0秒、3分57秒、3分53秒、3分55秒、3分53秒、3分50秒。
12kmでキロ4分を出してしまう。
80分切りが怪しく感じ始める。
貯金があるとしても、ここからラストまで粘るの無理だぜ。
なんとか失速を最小限にしようと僕を抜かしたランナーに置いて行かれないように必死でついていく。
12km以外はギリギリ3分50秒台でまとめる。
17kmあたりで左折したところにてつさん、ねむねむさんが買い物してるヤマダ電機があるから、そこで元気もらおうとすがる気持ちで走る。
仕方ないか。
30mくらい行ったところにパンダを被ったどなたかを発見。
何も考えずてつさーんと手を振って、手を振り返していただいたけど、ネムネムさんだったかも。
だってお二人ともお会いしたことないからワカラナイ。
間違っていたら申し訳ございません。
でも元気もらいました。ありがとうございます!
あとたった4km。
キロ4分で行ったとしてもたったの16分だと思って自分を鼓舞する。
あと4kmの看板を発見して、時計を見ると1時間4分30秒の表示。
いや、キロ3分50秒でいってギリギリ80分切りに滑り込めるかどうかじゃないかー。さすが無理かーと諦めかける。
ラストスパートじゃーと気合を入れ直したあたりで、松田瑞生選手とスライド。
カッコえー!!
すれ違うだけで元気もらえるってすげーぜ。
次々とトップ選手が登場してテンション上がる。
でも僕の脚はテンションと呼応せず前に進められない。
18kmは4分3秒。
まだ向かい風継続で止まりたくなる。
もう手と脚がバラバラな感じでうまく進めない。
19kmは3分59秒。あと2kmだ。
たったあと2km。
20kmは4分1秒間。
これは80分切りは無理だ。
せめて第2目標の80分台でゴールだと思ってギアを入れる。
最後の左折のところで長身で坊主頭の青Tシャツランナーに抜かれる。
この人についていこうと決めて、ストライドを広げてでき限りのダッシュ。
ゴールが見えてきた。
聞いてた通り小さいゴール。
あそこまで手を抜くなー。
無事ゴール。
ラストの1.0975kmは4分14秒。
手元の時計では1時間20分14秒。
グロスで1時間20分23秒。
自己ベストを2分ほど更新。
エプソンの記録
応援ナビの記録
5kmごとのラップ
164位でした。
ゴールして10秒ほど膝に手を置いてゼーハーの息を整える。
ヨロヨロと順路を進む。
ストラバでやりとりさせていただいてるシンジさんが待っててくださる。
ちょー嬉しい。
お互いの健闘を讃えあい、レースの感想を言い合う。
写真を撮っていただく。
写真載せたいけど、顔を隠す技術がないので諦める。
楽しさにかまけてダラダラしてて帰りが遅くなったら、
妻「言ってた時間より帰りが遅い。ずっとマラソンだけしてたら?」と嫌味いっぱいの言葉をいただきました。
と、僕の名古屋シティマラソンはこんな感じでした。
目標は未達成だったし、向かい風がものすごくキツかったけど、めちゃくちゃ楽しかったし充実感でいっぱいです。
開催していただいた運営の方々、ボランティアの方々には本当に感謝してます。
ありがとうございました。
ハーフマラソンなのにかなりの長文になってしまいました。
何故なら、さーいこっ、さーいこっ、最ーー高っっ(by空気階段)だったからと思います。
さ、次のレースは1ヶ月半後のぎふ清流ハーフマラソン。
80分切り目指して精進。